オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ P-7500 その①・・音が揃う。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ P-7500 その①・・音が揃う。

アキュフェーズ・AB級パワーアンプ・P-7500。同社・A級パワーアンプ・A-75との聴き比べ。最後、ピアノ独奏曲を聴き終わった後、「ピアノ楽器の持つ陰影コントラスト、音の瞬発力、ダイナミズム、どれをとってもA-75の方がいいですね」と店主に問いかけると「えっ、藤井さん。私は逆ですよ。(それらに加え、)ピアノの響板を響かせるワイヤーの感じとか、P-7500の方がずっと上に聴こえました」。まるで正反対の印象。人の聴感とは難しい。評価は、A-75を➂として。

やっぱり、仄暗いブラームスは、クルト・ザンデルリンクが一番かなぁ。

帯域の広さ③、解像力④、SN比④、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)②、中間表現(膨らまず、こもらず)②、低域表現(締まり)④、コントラスト➁、制動力(歪みがない感じ)④、透明感④、繊細性➁、音の輪郭、A-75に比べ、薄い、音の出足 一瞬のタメ(遅れ)の後の強烈な(爽快な)伸び、音の鮮度 極、質感・密度②、デザイン➂、特長、SN比、透明感の良さ、歪みの無さ、音場を無理なく自然に拡大するパワー、奥行き感、以上の点ではA-75を上回る。白眉は、オーケストラ演奏での団員、楽器の定位感、奥行、良い。オケのひな壇が見えるようだ!、難点、質感、密度感が弱いため、音楽が薄く聴こえる。特に、高域表現。適性、オーケストラ演奏。ざっくばらんなところがあり、緊密にお互いの音楽を聴いて演奏される弦楽四重奏はまるで合わない。寸評、 AB級の「ハッキリ、スッキリ」した音質。「クッキリ」と引き締まりはしないので、質感が今一つ。A級の真ん中に固まる‘密度感’か、AB級の前後左右上下と自在に展開される‘解放感’をとるのか?。ボーカルが薄く聴こえ(肉質感に欠けるため)A級に及ばない。だから、いつも聴き比べでは、分が悪い。馬力一辺倒でない良さ(SN比、奥行き感)、リキ(力)を『ガツン!』を入れなければ、目が覚めないスピーカー(SP)JBL は、7500の一択だろう。

A-75とP-7500を比較試聴してA-75の購入を予約されたお客様。「一個、一個の音のスッキリ感、(出てくる音に)圧力があり、音の芯がクッキリしている。(それに比べ)7500は、(音が)モッタリしている感じ」といった事が購入の決め手だそうです。

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店主評。「音の出足は、75が繊細、7500はトルクフルに押し出しが強い。例えば、ギター。ピック(弦を弾く小物)の初めのピッキング。(その音)75は聴こえるが、7500は出にくい。でも、(弾かれた)ゲージ(弦の太さ)は7500の方が判る。その辺に違いがある。(そして、)75に比べ音量(㏈)が弱い。それで、1.5㏈上げると同じ音量に聴こえる(39.0㏈でAは聴いていた)。金管楽器、弦楽器の質感は、75が上ですけど、7500の方が位相が合っていて、定位感も上。(7500の)位相ですが、高域から低域まで音が(音の出るタイミング)が合っている。(ですから、音楽が自然にムリなく聴こえ、そういったことから判断して)位相がいいと思います。75は、高域が (低域に比べ) 速い感じです。ただ、75は低域の重心が低いのでそう感じるかもしれませんが…。私、どっちも良いです」。(判断に迷っている)

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