オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ E-5000 その②・・楽しい音楽を貴方に。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ E-5000 その②・・楽しい音楽を貴方に。

アキュフェーズ・E-5000。同社のプリアンプ・C-3900とパワーアンプのA-75との比較試聴。やはり、音の出足が一瞬、遅れる。しかし、果たしてそれが、‘ダメ’なのだろうか?。僕は、そうは思わない。印象評価の数字は、C-3900とA-75との相対で。カッコ内は、E-800の評価。

記念アンプ二機種。セパレートアンプまでは、考えないが、それと同等な性能を求め、一生使いたい人向け。

帯域の広さ④(④)、解像力④(⑤)、SN比④(④)、高域表現(伸びすぎない、詰まらない)④(④)、中間表現(やせない、こもらない)③(⑤)、低域表現(締まり感)④(⑤)、コントラスト③(④)、制動力(歪みがない感じ)⑤(⑤)、透明感④(③)、繊細性③(④)、音の輪郭、緩い(中庸)、音の出足 立ち上がりが遅い(速い)。音の鮮度 特(特A、特のちょっと上)質感・密度③(④)、デザイン(かわり映えしない)③(③)。特長、 AB級アンプの音離れの良さ。明快、軽快、健(すこ)やか。音の立ち上がりが「グッ」とでるA級に比べ、「フッ」と出る自然さ。音の伸びがいい。濁りないスッキリ感は、E-800に勝る。難点、質感・密度感、繊細性がイマイチ。適性、グングン加速するジャズ、フュージョン系、そして、最後に畳みかけるように盛り上がるオーケストラ演奏。寸評、E-800と聴き比べると具体的、具象的な表現力、解像力に優れる。800の方に、聴き手、買い手の心が動くのは如何ともしがたい。しかし、音楽は「躍動」しなければ楽しくないと感じさせるのはE-5000。

NHKの番組、「チコちゃんに叱られる」。ある放送回、「指揮者は何をしているか」という設問があった。答えは、「未来を指揮している。先の音、先の音を出している(という感じの答え。記憶で書いてるので怪しいものあり)」。詳細は、省くが(これまた、記憶で書いているので、まあ、その辺を斟酌してもらって)、その解答解説の中で、‘指揮者のバトンと楽団の演奏者の出す音は合わない、指揮の指示に対し、必ず、楽団員の楽器の出る音が一瞬遅れる’という事実があった。実際に、演奏会の画像をみるとそうなっている。僕、昔から、指揮者が指揮する演奏会をテレビでみて、指揮者の振りと出てくる音があってないことに気が付いていた。実演でもそう感じた。ただ、それは、音楽が判らない、目が悪い、頭が悪いせいと思っていた。この「チコちゃん」の番組で、僕に異常がないことが判明、嬉しかった。それで、オーディオの話だけど、AB級アンプの‘一瞬の遅れ’、この部分。オーディオでオケを聴いている時、指揮者の動きと楽団員の演奏風景が脳裏をかすめるためか、ー動きが合わないということー、AB級アンプの‘一瞬の遅れ’が、音の立ち上がりの優れているA級アンプより臨場感が感じられて、「いいなぁ」と思ってしまう。それは、僕だけでしょうけど…。