オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ヤマハ GT-5000 その③・・滋味掬すべき音が欲しい。
- 2020.03.14
高解像度基調の音質のGT-5000。聴き込んでいくと、上手(うま)く再生できない部分も出てきた。というより、僕の好みとは違った音が聴こえるというべきか。シンバルの音がつぶれる(平坦)、管楽器のフルート、オーボエ、クラリネット、三者三様な質感 […]
高解像度基調の音質のGT-5000。聴き込んでいくと、上手(うま)く再生できない部分も出てきた。というより、僕の好みとは違った音が聴こえるというべきか。シンバルの音がつぶれる(平坦)、管楽器のフルート、オーボエ、クラリネット、三者三様な質感 […]
弦楽楽器単独の音色の美しさは、アコースティック・ソリッドの方が上手。 ヤマハ GT-5000。ベートヴェン・ヴァイオリン協奏曲。低域が早い。音離れがいい。楽器の動きが早い。オーケストラがよく歌う。低域から高域まで混然一体となってよく歌う。そ […]
現在の社会状況を鑑み、恒例となりつつありました春の大型連休前の「アキュフェーズ試聴会」は見送り。ですが、4月25日(土)~5月10日(月)まで同社の製品を”ベースマン”にてジックリ試聴できます。 試聴できる製品は、プ […]
今、ヤマハ GT-5000とアコースティック・ソリッド マシーン・スモールの聴き比べができる。オーケストラでは、ヤマハに太刀打ちできなかったが、音質の悪い下のLPを聴いたら、ソリッド・マシーンの方がカッコよく聴こえた。 店主・細川さんが言う […]
高域から低域にかけて、解像度、SN比が素晴らしい。その解像力、静けさは、再生された音楽の音場空間を緻密に再現。その緻密さは、CDからSACDに切り替えたかのような情報量。「情報量」という言葉あまり使いたくないが、圧倒的な情報量に呆然とする。 […]
2019年、11月の東京インターナショナル・オーディオショウ。トライオード・G507ブース、同社のカクテルオーディオ(cocktailAudio)を聴いた後、TRV-CD6SEを聴いたら、何故かホッとした。 アキュフェーズ DP-900とD […]
トライオード TRZ-300W、ソウルノート A-2、アキュフェーズ E-380。3製品を聴き比べ、その印象を言葉にすると、ソウルノート・躍動(ドンシャリ)、アキュフェーズ・静謐(やや肩ぐるしい)といった熟語が出てくるが、トライオード、その […]
ソウルノート A-2。期せずして、アキュフェーズ E-380、トライオード TRZ-300Wとの比較試聴となってしまった。「オーディオ的音が、スパ、スパ出る」(店主・細川談)アキュフェーズと比べるとどう聴こえるのか?。 音楽の背景の静かな […]
ソウルノート S-3。「音がスピーカーの前面、前に前に出てくる。その躍動感が素晴らしい!」と店主・細川さんがいう。「アキュフェーズ・DP-900、DC-901のセパレートアンプと聴き比べても魅力を感じる。藤井さん、このプレイヤー、魅力がある […]
ソネット、「癒し」。アッコルド、「個性」。B&W805D3、「高性能」。3機種の特徴を挙げればこの言葉。 ソネットⅢ。ボーカル帯域、弦楽楽器のヴィオラの音域、表情豊かな円満な優雅な音で潤いがある。いいね!。「ゴリッ」とした音の輪郭、 […]
オーディオ・ベースマン・店主・細川さんが、僕に言う 「藤井さん、二階のトライオード(TRZ-300Wは今、二階で展示、試聴可)は、『凛(りん)』とした音ですよ。透明感も、空気感もある。A300XRよりずっといい音です。たとえて言えば、(A3 […]
_細川さん、年末、3日間、800をジックリと聴いたことと思います。どんな感じでした_。 「第一印象は、悪い。『好みではない』(と思いました)。(しかし、この製品は)チョイ聴きではわからない。三日間、ずっと通電しっぱなしにしました。(そして) […]
店主・細川さんがいう。「藤井さん、そのうち、この300の良さがわかりますよ」と僕にいう。でも、受け入れられない。個人的には、この音は受け入れられない。今のところは…。 明るめの音調。中高域から下の帯域の解像力が高く、ダンピングを利かせて、音 […]
E-800の試聴の後で鳴らしたが、聴き劣りすることがなかった。逆に、高SN比を実感させてくれる。音楽の背景が澄み切っていた。 くもり、くすみが発生しない高SN比を背景に、音の出足が速いスピード感、音場を解放的に広げるキレのあるパワー。帯域全 […]
アキュフェーズ E-800。来週の月曜日、23日までベースマンで試聴できます。 店主の細川さんに訊く。「細川さん、スッキリ、音楽の背景がスッキリしてませんよね。高SN比ではありませんよね」。「はい、そうです」。「でも、良い音なんですね?」。 […]
「もっさり」した外観からは、連想出来ない、キレのある音。800D3に比べても聴きおとりしない。800D3の表現が神経質だと感じる方に。 弦楽器の旋律が、濁らない解像度の良さ、低音楽器のグランカッサから高音楽器のピッコロまでスムーズに、よどみ […]
厳しい比較です。今、ベースマンに常設してあるセパレートアンプはC-3850とA-70。その音を念頭に置いた印象です。比較に使ったCDは、「神田佳子 打楽器アンサンブル作品集 かえるのうた」(Bon-Kan Media Works BKMW- […]
低域表現の性能に拘(こだわ)らず、その上の帯域を充実させた。 「目指したのはA-250(の性能)。(その下に)A-75(があって)その低域の音の出方が(私は)好きでした」。アキュフェーズG407ブース、製品開発担当者が解説する。そして、「A […]
タワーマンションに住んでいる人は絶対、このような鑑賞スペースで音楽を楽しむべきだよね。田舎者の僻(ひが)みだけど。ガラス張りの壁(?)、背の高い観葉植物を背後に置いてカッコイイね。 フューレンコーディネイトがカントリー(田舎)なら、ユキムは […]
フューレンコーディネイトのブースは毎年、シンプル。で、清潔感たっぷり。スピーカー、アンプ、が二種類程度、それに、同社が売り出したいアクセサリーが一種類程度で試聴機器をまとめている。試聴する側としては、聴きやすい。音もこなれて良い音をだしてい […]
テクニクスのこのシステム、一言で言って「高精度な音」。 帯域全体に渡り、高ダンピングで引き締められたやや硬質な音調。音場空間にくもりの発生しない高SN比。中低域から中高域まで混濁が感じられない解像力の良さ。高域は歪まず、倍音成分を失わず伸び […]
「美しい音」。ソナス・ファベールのSP、そう書けば、理解が早いと思う。この音質、僕は、好みだ。 スピード感、密度感に欠け…、いや、オーディオ的要素でこのソナスとブルメスターの組み合わせを解析するのはやめよう。失礼だ。 声楽が、楽器の音が、演 […]
アキュフェーズ with B&Wより素晴らしい音楽を聴かせてくれた。敢えて言うが、「比較して音質がいい」とは言わない。 今まで、海外ハイエンドモデルにいい印象はない。「2019東京インターナショナルオーディオショウ」。やっと、海外ハ […]
YAMAHA NATURAL SOUND INTEGRATED AMPLIFIED A-S801。 ヤマハの製品の事を書くのは楽で、いいよなぁ。ナチュナル・サウンドと表現すれば、それで済むのだから...。 帯域全体を強力な解像力、ダンピング […]
D級アンプ。イマイチ、よくその特長が良く解らない。外見は小型。ジャケットサイズ。軽量。設置場所はノープロブレム。製品の質感もいい。 「音質は?」というと、困ったな。可もなく不可もなく。音色自体、楽器の音はする。ただ、なぜか、オーディオ的要素 […]
「(音の)伸びがいい。高域にスーッと伸び、音が詰まらない。クールな感じ、細かい音の消え入り具合もいい」とは店主・細川さん。 今回、ソウルノート、ヤマハ、トライオード、スペック、10万から30万円ほどのプリメインアンプ、4機種を比較試聴。その […]
試聴は、スピーカーがフランコ・セルブリンのリネア。CDプレイヤーがヤマハのCD-S1000。 若干、硬めの音質。帯域はやや狭い。高域が少々、粗い感じもある。SN比は高くない。音のスピード、伸びに期待はできないが、中間帯域を良好な解像力で分離 […]
自宅で試聴すると、明らかに効果があった点は低域表現の充実。低域の解像度、エネルギー密度、トランジェント(音の立ち上がり)が引き締まり、スピード・アップされ、音のコントラスト(メリハリ)を強化。ダンピングが向上した結果、倍音(響き)表現も明確 […]
自分で組み立てができる。「大人しいオーソドックスな正統調」の音質。躍動感のあるTRV-88SEとは正反対。なめらかな芸術調、解像度の高いハッキリ、クッキリ聴こえる写実基調といった特徴は感じられない。 帯域は広くない。解像度、高域特性、SN比 […]
パワフル、バイタル、ハイテンション、エナジー etc…。思わず、カタカナ言葉がでてくる。池のカエルが、はしゃぎすぎて外に跳び出しそうな音質。 帯域が広いとは言えないが、解像力は良好。強力なダンピングで帯域全体の音の輪郭をうまく引き締め、高コ […]