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  • あおのり
  • 2021/06/03
  • 8畳間にコイツを置いて対峙するとなると、「インナー・イヤー・ヘッドフォン」という言葉がありますが、さしずめ「インナー・ヘッドフォン・リスナー」ということになるんでしょうか。凄いですね。他にもパラゴンの反射板におでこをくっつけてシビれる人、6畳間でアルテックの銀箱に悶絶する人、同じスピーカーを壁一面に積み上げて同時に鳴らす人、まあ世の中色々です。

    でもA7を狭い部屋で、そして小音量で聴くとなると、残留ノイズが少ないアンプじゃないとダメなんじゃないかな。プリアンプでそこまで絞るとなると、ですね。たとえば管球式のプリだったら、残留ノイズの嵐の中から音を聴き分ける修業を強いられるかもしれません。修業を積んで仙境に達すると、残留ノイズも音のうち、になるそうです。

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  • 関口
  • 2021/06/02
  • いつも興味深く拝読しております。
    クリプトン KX-0.5P、先日幸運にも試聴する機会を得ました。
    正直申し上げますと、クリプトン=オーディオアクセサリーのイメージしかなく、あまり期待していなかった(スミマセン)のですが…
    芯があってしなやか、実在感を伴った肉づきと密度。鳴り出してすぐに「おぉ!」と、感嘆符付きの声を漏らしてしまいました。欲張りすぎず、誇張せず、このサイズで出来ることをしっかりと追求した結果、深みがあって自然で上質な音を得たのだろうと想像します。全てが程よく調和する心地よさを感じます。
    一方で、溌剌で快活な鳴りっぷり、乾いた風が吹き込むような爽快感、そのような要素はあまりないかもしれません。それでも私はこのスピーカーの音に魅了されました。

    日本的佇まいを感じる素晴らしいスピーカーですね。

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  • あおのり
  • 2021/05/31
  • 今日はK2を、聴いてきました。メンテナンスについてですが、ウーファーのダンパー交換とオーバーホール、ミッドホーンの磁気回路の固着の修理とオーバーホールを、輸入代理店のハーマンで行ったばかりとのこと。ハーマンはよそで修理されたものは修理してくれないので、これも大きなポイントです。

    聴き始めは、低音があんまりパッとしないと感じました。でもヴォリュームをグンと上げて聴き続けると、音離れが良くなって、弾む感じがでてきました。まだ鳴らしこみが不十分なのかもしれません。B&W802D3のような虫メガネ的分解能はないですが、ウェルバランスで、ナチュラルです。いまはコンクリートに直置きなので、振動が筐体に跳ね返っているでしょうし、またバイワイヤリングにすれば、もっと良く鳴る可能性は大きいと思います。

    中高音はホーンなのに、ホーンの押しつけがましさが皆無です。それでいて、ホーンならではのゆとりというか、ドームの精一杯頑張ってます感がなくて、すうっと自然に出てきます。さすがにホーンゆえの指向性の狭さはありますが、スイートスポットに腰を下ろせば良いことです。明るく澄んだ中高音も魅力的です。私には大雑把な印象はなく、たとえば「ペトルーシュカ」の弱音部での木管楽器の音色の描き方など、繊細な表現も得意なのでは?と感じました。

    JBLの数あるスピーカーの中でも、これは大傑作ではないでしょうか。スピーカーでユニットのメンテナンスをしたということは、新品同様と考えても良いかと思います。塗装の状態もキレイなままなので、大変なお買い得品ではないかと思います。

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  • あおのり
  • 2021/05/27
  • いや、A-75を導入している時点で、十分に沼に嵌っておられますよ。
    さらに水準器を置いたり、重いのに四苦八苦しながら水平を出しているの
    ですから、何だ首までつかっているじゃないか、という話です。
    願わくば、このまま沼で楽しめることを。そして「底なし沼」でないことを!

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  • TruPhaseをベ
  • 2021/05/23
  •  アッテネーター(減衰器)は、入力された信号を必要とされるレベルの信号電圧に変換し出力することが役目です。そのための部品だけで作られていますから、プリアンプ(増幅器)を使う魅力である聴き心地の良さやシステムを支配する音色の発露などは守備範囲外じゃないかな?という前提で本機を注文いたしました。
     自宅システムに接続すると、期待していたよりも遙かに音の解像度・鮮度が向上し、音楽の実在感・躍動感が増したことに驚きました。ワンポイント録音の曲などは目の前で演奏しているような再生です。音楽を積極的に聴きたくなる音に変貌しました。ず~っと平たい音楽だと感じていたバッハの「マタイ受難曲」が音的にも音楽的にも立体的に目の前に現れてポカ~ンとしました(笑)。もう前の音には戻れません。この変化は劇的で、拙宅でのオーディオ機器の変遷の中で本機導入が最大のブレークスルーとなりました。

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  • あおのり
  • 2021/05/18
  • 昨日に、お店で試聴させていただきました。

    B &W 705S2はサイズのわりにワイドレンジで、二回り大きなスピーカーが鳴っているような感じがします。それと引き換えに中音域の密度感が乏しい感じがして、これだったらロクハン(16センチフルレンジ)の方が良いかもなんて、思ってしまうのです。チャンジイこいて、枯淡の境地に達してしまったのでしょうか。

    Paradigm founder 40Bは、「ふっくら」。705 S2のバッフルが煎餅だとしたら、founder 40Bのバッフルは饅頭なのです。そして饅頭の皮にはぼこぼこと穴が空いていて、情報が抜けているような。

    もちろん自然界に平面波はないのですが、球面感がくっきりすると、違和感を感じるのかもしれません。「穴」は、鳴らし込んでいけば埋まっていくような気もします。ワイドレンジよりも濃密な中音が欲しい私としては、どちらで聴きたいかと言われれば、Paradigmでしょうか。

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  • あおのり
  • 2021/05/03
  • 私はBlow by blowの一枚があれば良いかなっ、て感じです。キーボードはマックス・ミドルトンで、フェンダー・ローズが絶品です。ドラマーはたしか18歳ですが、引き出しの多さと柔軟性に目を見張らせられます。ベックのギターもブルーズを感じさせるし、とくにロイ・ブキャナンに捧げられた「悲しみの恋人たち」は、泣かせる。Wiredもまあ悪くはないけど、キーボードがオルガン弾きのヤン・ハマーで、つまらない(ゴメン)ドラムまで叩いています。黒いヤツは……中古盤屋に売っちゃいました。打ち込みが嫌いなんです。

    ベックの交通事故で次のグループの構想がダメになって、寄せ集めメンバーでフュージョンをやってみたのがBlow by blow。オーケストラの編曲もした、プロデューサーのジョージ・マーティンの力量もあったと思います。

    ……ここまで書いて、音質のことは一言も書けないことに気づきました。まるで、気にしていなかったのでした。

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  • あおのり
  • 2021/04/30
  • 今日はちょっとだけ、フライング試聴させてもらいました。
    アルテックA7は、デカイ! さすが はVoice of the Theater、劇場用です。15インチのウーファーは遠くに飛ばすためのもので、低音のレンジはさほど下まで伸びていません。軽くて速い低域、張り出した中域、野放図な高域と、まあ総じてあっけらかんと無反省なジャズファン向けの音です。これで50年代、60年代のジャズを聴いたら楽しいです。きっと。

    ファンダメンタルのパワーアンプ、MA10は鈴木哲さんの手作り感が好ましいルックスでした。BTLモード(モノラル)でB&W802D3に接続。アキュフェーズのA級パワーアンプ、A-75と比較試聴させてもらいました。これはぜひ、みなさんの耳で聴き比べていただきたいと思いました。アンプに何を求めるのか、私たちの耳の方が試聴される体験になりそうです。

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  • Nobu
  • 2021/04/13
  • 今回うちのスピーカーを聴いていただいた際に、「ボーカルに引っ掛かりを感じる」「中高域がやや荒い」という感想をいただき、お二人がお帰りになった後、改めて聴いてみました。確かに、曲によっては耳につくざらざらを感じ、いろいろ点検したところ、HS-linkのケーブルが他のケーブルと絡まっているのを発見。ケーブルをほぐして元の音に戻りました。オーディオの面白さは装置の使いこなしにもあると思います。

    奥行きを表現できるまで追い込むのは難しいですね。以前、ベースマンでアッコルドを聴いて感動し、なんとか奥行きを出せないものかと頑張ったのですが、挫折しました。自作マルチユニットスピーカーの場合は、各スピーカーののレベル合わせと位相合わせに加えて、スピーカー本体と部屋のセッテイングが必要です。時間をかけて取り組んでいきたいと思います。

    うちは、ベースマンから自動車で5分のところにあります。土日であれば試聴が可能ですので、その場合は事前にご連絡ください。090-6225-6253にショートメールでお願いします。なお、部屋が狭いので一度に二人しか受け入れできません。お気に入りのソフトをお持ちいただければ嬉しいです。

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  • あおのり
  • 2021/04/13
  • スピーカーのネットワークで2ウェイ、3ウェイと分けるのは、パワーアンプで増幅された信号を扱う弊害が出てきます。そこでプリの出力を2ウェイや3ウェイに分けて、それぞれにパワーアンプをあてがうのがマルチドライブです。でも実際に楽しんでいる人は、ごく限られています。いまはスピーカーのユニットやホーン単体の製品は激減しているし、ハイエンドのスピーカーでもマルチドライブ用の端子をつけている製品はないでしょう。理想的な方法ではあっても「いばらの道」で、お金がかかるだけではなくて、組み合わせや調整が大変。オーディオがとことん好きな人でないと、取り組めないのでしょう。

    失礼ながら、狭いスペースに充満する装置の数々、床をはう太いケーブル、そしてソフト、と魔窟系のお部屋でした。下から38cmウーファーの箱、伝説の?ネッシーを流用したフルレンジ、ホーンツイーターと、どんなオソロシイ音が出てくるのか? でも案外にウェルバランスで聴き易いし、軽くて速い低音(「重低音はない、あるのは軽低音だ」とは長岡先生の言です)、俊敏な中音域、澄み切って伸びる高音域には驚嘆しました。

    私は16畳の短辺を背にしてスピーカーをセッティングして、ニアフィールドで聴いています。後ろに抜けていくので、スッキリはしているけれど、「音に包まれる」感じが薄いのです。でもこちらは後方からの反射音にも包まれる、それが何とも心地良かったです。

    唯一の弱点かもと感じたのは、ドラムの打点が見えにくいとか、たとえばジェフ・ベック「ブロウ・バイ・ブロウ」の「ダイアモンド・ダスト」のイントロでエレピの左右への揺れが少なく感じられるところ。位相、あるいは定位でしょうか。私がふだん小さいスピーカーで聴いているので、そう感じたのかもしれません。いずれオーナーさまの理想を追いかける熱意と、調整を重ねたバランス感覚に感銘を受けた一日でした。ありがとうございました。

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