オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 手持ちケーブル試聴編 その④ ナノテック・システムズ G.S. #79 nano3・・やはり、なめらか。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 手持ちケーブル試聴編 その④ ナノテック・システムズ G.S. #79 nano3・・やはり、なめらか。

ベースマンに置いてあったスピーカー(SP)ケーブル。ナノテック・システムズのMUSIC STRADAシリーズ G.S. #79 nano3  Red Type アパッショナータレッド(生産終了品)。2m.。1mあたり8.000円。

シェアの「TypeⅠ」。MM型カートリッジ。1964年発売。超希少品。

帯域の広さ➁、解像力③、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)④、中間表現(膨らまず、こもらず)②、低域表現(締まり)①、コントラスト➁、制動力(歪みがない感じ)②、透明感③、繊細性➁、音の輪郭、シャープ、音の出足 速い、音の鮮度 上、質感・密度④、デザイン④(レッドが新鮮)特長、 中間帯域から高域までなめらか。ケバケバしい表現がない。 難点、低域がひきしまった感じでないので、緩(ゆる)く聴こえる。適性、優しく柔らかく歌う声楽。寸評、前回聴いた上位機種・ SP#79 MK-4 EXTRA 2m(廃盤モデル。定価12万円ほど) と同じ印象の音質。解像力、SN比は高いが、林立する音像、広大な音場といった迫力のある際立った表現は求められない。「音の輪郭の引き締めはないが、中域から上の帯域が、シャープに『ハッキリ』と聴こえる」と書くと、 矛盾しているように思えるかもしれない 。

ナノテック・システムズ G.S. #79 nano3その印象は、「なめらか」。