オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 手持ちケーブル試聴編 その⑥ ゾノトーン 6NSP-2200S Meister・・オーディオ的表現としては素晴らしい。 

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 手持ちケーブル試聴編 その⑥ ゾノトーン 6NSP-2200S Meister・・オーディオ的表現としては素晴らしい。 

ゾノトーン・6NSP-2200S Meister(生産終了品)。1mあたり1.500円ほど。2m。おそらく、今回の試聴製品の中では、この製品に魅力を感じる人が一番多いだろう。 同社の高額SPケーブルも聴いたことがある。今回の試聴を通じて抱いた感想は、「 そのメーカーの音調、特長、目指す音は、高額であろうが低額であろうが、変わらない。性能は落ちるだろうが、低額でも手抜きをしない。そのようなポリシー、技術を持つメーカーの製品は安心して購入できる」という事でした。

左から2個目のフルテックのFT-211(R)は、接続部が凝り過ぎ(?)で扱いが面倒!?。

帯域の広さ➁、解像力③、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)④、中間表現(膨らまず、こもらず)③、低域表現(締まり)③、コントラスト③、制動力(歪みがない感じ)③、透明感②、繊細性➁、音の輪郭、太い、音の出足 速い、音の鮮度 上、質感・密度⑤、デザイン④(ブルーの被覆は美しい)特長、 力強く立体的に構成された音。 難点、揺るぎない音の構築性が凄すぎて、自然な音には聴こえない。オーディオ的に素晴らしいが…。適性、全てのジャンル。寸評、高解像度基調、極太の「ハッキリ、クッキリ」した音質。硬質感なし。スピーカー(SP)からパワフルに音を押し出す。でも、僕は聴いているうちに、収録された音が、自身のシステム自体が、ゾノトーン色に染められていく感じがしてくる。

ゾノトーン・6NSP-2200S Meister 。匠(たくみ)の意匠(いしょう)という印象。

「凄いなぁ」と思っても『自分の音質の好み』とは合わない典型的なケーブルだと思ってます。