オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アクロリンク 手持ちケーブル試聴編 その① 7N-S1000Ⅲ・・音の定位感がいい。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アクロリンク 手持ちケーブル試聴編 その① 7N-S1000Ⅲ・・音の定位感がいい。

アクロリンク・スピーカー(SP)ケーブル・7N-S1000Ⅲ、1.5m。廃盤モデル。1メートルあたり6.000円ほど。高額SPケーブルを試聴したついでに、これまで購入した手持ちの低価格ケーブルも試聴。アイキャッチ画像では、フルテックのFT-211(R)が付いてますが、 フルテックのロジウムメッキ・バナナプラグ・FP-202(R)のバナナプラグを繋ぎ、スピーカーのSP端子に接続。アンプ側は、剥き出しの線をアキュフェーズ・A-75のSP端子でガッチリ咥(くわ)えた。評価は、アクロリンク・ 7N-S1040Ⅲ(1mあたり12.000円ほど)とFP-202(R)(4個セット10.000円ほど) を➂として。

アキュのパワーアンプのSP端子は頑丈。オーディオ評論家の福田雅光さんがケーブルのテストを繰り返し行っても壊れたことが無いとか。

帯域の広さ③、解像力③、SN比③、高域表現(伸びすぎず、詰まらず)④、中間表現(膨らまず、こもらず)②、低域表現(締まり)②、コントラスト➁、制動力(歪みがない感じ)③、透明感②、繊細性➁、音の輪郭、シャープ、音の出足 速い、音の鮮度 特、質感・密度④、デザイン➂、特長、 音が明確に左右に展開されるセパレーションの良さ。明快な分離、安定した定位がいい。オーケストラでいえば、雛壇に並ぶ楽員の位置が見えるよう。難点、ボーカル、中間帯域で曇りが発生。低域表現が落ちる。適性、定位感の良さを活かし、オーケストラ。寸評、キャブタイヤ構造(丸い)ではなく平行構造(平べったい)。その利点は、やはりセパレーションの良さかも。瞬発力、解像力、エネルギー密度感の高さもいい。透明感とか繊細性は落ちる。高域表現は、 あざとい、伸ばしすぎのある7N-S1040Ⅲより自然。使うならやはりこちら。

最終的な印象は、‘正確、的確、明確’という言葉がピッタリの「高性能」。

フルテックのYラグのFT-211(R)が、2セット(八個)で22.000円。ケーブル2セット3mで18.000円、計40.000円ほど。あまり低価格とは言えないね。

ちなみに、僕は、バナナプラグより、Yラグ(スペード)プラグの方が好み。力を入れて、ガッチリ端子で締めるけられる。その方が音の歪みがないような気がするからね。