オーディオ・ベースマン見たり聴いたり クリプトンのオーディオボード・・ラックのトップボードに載せるのは、難儀だが。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり クリプトンのオーディオボード・・ラックのトップボードに載せるのは、難儀だが。

KRIPTON(クリプトン)の重量級ハイブリットオーディオボード・AB-3200M(マホガニー色、全三色)。定価34.000円ほど。クリプトンから、「使ってみてはいかがでしょうか?」ということで送ってきたという。「おっ、これはイイ。(深みのある)奥行き感がでる。ピアノのハンマーに付いている(柔らかい)フェルト感がでる」と店主。試聴は、DP-900を使い実施。ベースマンのリファレンス・ボードは、タオックのラックに使用されているものと構造が同じボード。このボードと比較。タオックを③とした時の印象です。

このボード、持つと「うっ」と声がでる。重い。カタログ見たら、15㎏もある

帯域の広さ③、解像力③、SN比③、高域表現③、中間表現③、低域表現③、コントラスト⑤、制動力(歪みがない感じ)④、透明感④、繊細性④、音の輪郭、太い、音の出足 変わりなし、音の鮮度 上、質感・密度④デザイン③。特長、 重い。特定の帯域を強調する要素は聴かれなかった。適性、全てのジャンル。ロックでは、少々、表現が濃すぎると感じるかもしれない。寸評、タオックのボードに比べ、音のコントラストが向上し、浸透、繊細に広がる表現が得られる。引き締め過ぎない。単純に言うと「コクのある美味(おい)しい音質が望める」と思う。タオックの外連味(けれんみ)の無い音もいい。‘外連味’・・ごまかしのないという意味で。

クリプトンボード試聴中、新たな発見が。CDケース、CDなど軽いものでもプレイヤーの上に物を載せると、解像度、SN比がアップ。ただ、 無暗(むやみ)に 重さをかければ、いい訳ではないと思う