オーディオ・ベースマン見たり聴いたり クロスロード・・自分で見つけた音楽を(音を?)…。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり クロスロード・・自分で見つけた音楽を(音を?)…。

クロスロード(CROSSROADS)。音質は、ボーカル帯域を中心にイイ。大学時代、バンドをやっていた友達が教えてくれた映画。「アフレコ(吹き替え)だけど、主人公は、結構、ギターを上手く弾いている。指の動きは、ちゃんと合っている」と。DVD、1時間24分あたりからのエレキ・ギター・バトルは、素人でも必見(見ごたえ、聴きごたえ)がある。映画の筋も面白いけどネ。

音楽は、ライ・クーダーが担当。ブルースは、僕には、単調でつまらない感じがする。

感銘度⑤(映画ですよ。サウンドトラック盤は、CDは、ブルースということもあり、退屈)。CDの音質での評価は、 帯域の広さ③、解像度④、SN比④、高域表現③、中間帯域の表現(ボーカル)④、低域表現③、コントラスト④(迷った末に)、音像定位(センター定位)④、録音現場(空間)表現③、音の鮮度④。 寸評、ギター・バトル(戦い)というのがあるが、この映画を見れば、そのバトルが、良く判る。優劣は、早引きなのかもしれないが、主人公が、クラシックを学んでいたため、クラシックの要素を含んだ、早引き以外の技術ということかもしれない。対決は、主人公ユージン・マートン(ラフル・マッチオ)と悪役・ジャック・バトラー(スティーブ・ヴァイ)。バトル中、形勢不利と見た、ウィリー・ブラウン(ジョー・セネカ)が途中参加。聴きごたえ(見ごたえ)がある。バトルの後は、主人公に敵意を抱いていた客も含め、全員で大団円の演奏会!!で終わる。

ラストシーンがイイ。バトルに勝った二人が、舗装されてないジャリ道を歩きながら会話する。(ウィリーがユージンに言う)「B・B・キングやジョニー・シャインズ。彼らは、新人を待っている」。「シカゴまでは、(ユージン)に付き合うがその後は(お前)一人だ。(お前は)まだ、ブルースが分っていない。(シカゴからは)俺と離れ、お前の見つけた音楽をよそに持っていくんだ」と年老いたウィリーが、若い主人公に言う。イイね。『お前の見つけた音楽』という表現。ブルース以外でもイイだろうという意味に解釈している、イイ。

評価は、⑤ 最高!(だ) ④ イイ感じ  ③普通  ② ちょっとな(良くはない)  ① これは良くない(ダメ!)の五段階で。