オーディオ・ベースマン見たり聴いたり お客様ご自宅試聴編・誓(ちか)いのハイレゾ パート②。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり お客様ご自宅試聴編・誓(ちか)いのハイレゾ パート②。

アイ・オー・データ社のフィダータ(fidata)のNAS(ナス)・HFAS–XS20にDiretta(ディレッタ)伝送(通信)採用の SPEC(スペック)社の RMP-UB1の組み合わせ (以下、フィダータwithスペックと略)。フィダータ、70万円ほど、7.3㎏。スペック、20万円ほど、3.8㎏。ハイレゾ音源によるネットワーク・オーディオのオーディオ的音質の最大の効果は、『歪み』が少ない事。レコード、CD再生時の機械的振動や共振が無い(と思う)。なんども書きますが、僕は、電子情報技術の知識は、ありません。その辺をお含みの上、読んで下さい。

お客様は、LANケーブルとUSBケーブルの性能がネットワーク・オーディオ・プレイヤーの「キモ」だと言う。

お客様に訊(き)きました。「どうして、当初のお客様のネットワーク・オーディオは、音が悪かったのですか?。 僕にも理解しやすいように大雑把に教えて下さい 」と。お客様の説明は以下のように判りやすいものだった。「 基本的に、データの送信、通信、転送した時に、送り手と受け手、相互に応答があります。‘データを送りました’、‘はい、確認しました、正確に来ました’という応答が相互にあるのです。が、音楽データは量が多すぎて、それが難しい。 それは、「垂れ流し」と言ってもいいのですが。量が多すぎ、お互いの応答が素早くできない、遅れてしまう。その間にノイズが入る、データが欠落します。それが、音質に影響します。その辺をディレッタ転送採用のスペックの製品は、上手く対応しているみたいです」。なるほど‼。

このフィダータwithスペックならオーディオ的音質は、期待できる。そして、高音質音楽再生を手軽にできる。今までの手軽とは違います。レコードの重い盤を、CDケースを持たずに済む。部屋が整理整頓のできたキレイな部屋になる。レコードをギッチリ入れ込んだ黴(かび)臭い棚、安っぽいプラスチックのCDケースが無数に並ぶラックとは、おさらばー。しかも、スマホ、タブレット端末で聴きたい曲を探しやすい。スピーカー選定のためのオーディオ店への持ち込みもフィダータwithスペックなら、合計12㌔と楽。 音源のパッケージの持ち込みの手間がない。

今、北欧では、キャッシュレス化が進む。かの地の銀行員、何を業務にしているかと言えば、スマホの使い方、キャッシュレス装置の扱い方のサービス。

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近い未来。とあるオーディオショップ。小学生が、「も・う・し、おんつぁん(注)、ヘッド(フィダータwithスペックに該当するオーディオ機器、僕の造語です)を下さい。それに、アニソンを適当に入れて下さい。それを繋(つな)ぐ器械は、お父さん(パパ)のが家にあります」。「おー、そうかい。それなら、大人になっても使えるように、色々な音楽を入れとくネ。特に、大人になったらジャズがオススメだよ」と店の主人。

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(注)‘も・う・し’は、「ごめんください」の事。昔、岩手・釜石地域で駄菓子屋に入る時このように声をかけた。‘おんつぁん’は、おじさんの事です。