オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DP/DC-1000 歴史は動いた。その③・・CD音源をますます発掘。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DP/DC-1000 歴史は動いた。その③・・CD音源をますます発掘。

寸評 その① DP/DC-1000。CDの記憶媒体としての特性をようやく、十全に発掘することができた。1982年のコンパクト・ディスク(CD)発売以来の最大の快挙。これから、音楽を聴いて、楽しみたい人たちは、このプレイヤーに投資してもいいだろう。なにしろ、CDは、安価、音質のいいCDは「嶋護(しままもる)」さんのお勧め盤をネットで購入すればいい。クラシック名演なら、文春新書の「クラシックCDの名盤」シリーズから選べばいい。デジタル技術とはなんといいものだろう。

レコードに比べ、レコード・プレイヤーに、カートリッジ選択に悩む事はない。あっ、ターンテーブルシートなど、アクセサリーetcもね。

帯域の広さ⑤、SN比⑤、解像力⑤、コンラスト④、繊細さ⑤、制動力⑤、 高域表現⑤、 中間帯域⑤、 低域の印象④、透明感④、繊細性⑤、質感・密度⑤、滑らかさ・普通、音の輪郭 シャープ。 音の出足 早い、音場感 自然 。特長 強力な解像力。音楽の背景の静寂感(透明感は強くない。だから④)弦楽四重奏曲の第一ヴァイオリンと第二ヴァイオリンの旋律が明確。ボリュームを上げなくとも各楽器の音色の分離、響きの持続エネルギー感、力強さがある。楽器がハッキリ聴こえる。意図的な音像を構築しない。難点 フュージョン。デイブ・グルーシンの「マイグレーション」。‘グワッ’と広がる音場は、950の方が良かった。ナチュナルな音場感が災いしたか?。そして、コントラスト。ハイビジョンテレビのように隅々までクッキリしてない。だから、コントラストは④だが、隅々までクッキリと一般の人の目には見えないし、聴こえない。その意味で 、コントラスト⑤の950は、違和感がある。低域表現もタイコの「ドス・ドス」とした音量、音圧、デシベルが聴こえない。が、しっかりした低音楽器の音はでている。でも、オーディオ的には不満な方もいるかと思われるので④。適性 全て。

寸評 その② 如何に「音」というものをリスナーに届けるか。その解を解き明かすために、常に変革が必要な『デジタル技術』を下支えに、その優位性を存分に発揮。しかも、その『デジタル』が見えない(聴こえない)ところが素晴らしい。そして、これまで、CD再生では感じることができなかったアナログと同等の力強さ、密度がある。