オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DP-450・・CDの音を深堀り。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ DP-450・・CDの音を深堀り。

アキュフェーズ CD専用プレイヤー・DP-450。39万円ほど。CD専用機として、洋の東西を問わず、これ以上の性能を望むのは、現時点では不可能。「デジタル的(な要素が強い音)ではない」と店主共々、認識が一致。セパレートCDプレイヤー、DP、DC-950との比較試聴も実施。音楽を歌い、語りかけるリアルな再生音の450。僕は、950より、450を選ぶ。ベースマンに常設展示。皆様、”どちらが好みの音なのか?”、比較されたし。そして、同社CDプレイヤーの旗艦、DP、DC-1000を予約購入される方の好意で、8月に一週間、当該機種を試聴できます。

試聴は、まず、二階で。E-380とソナスのソネットⅢを繋いだ。一階は、C-3900とA-75、B&W802D3で。

帯域の広さ③(注)、SN比⑤、高域表現③、解像力⑤、コントラストおよび音の輪郭(シャープさ)③(注)、繊細さ④、制動力⑤、低域の印象④、透明感④、質感・密度④、滑らかさ④。中間帯域⑤。難点(といえるかどうか)、伸びと煌(きら)びやかさがない高域。地味な音像、音場表現。帯域を拡大するパワーはなく、帯域が狭い。適性、全てのジャンル。特長、バツグンのSN比と膨(ふく)らまず、籠(こも)らない制動の利いた中域に的を絞った帯域表現。高レスポンスと相まって、音楽が前に、前に出てくるため、聴き手の琴線に触れる説得力がある。「従来のアキュフェーズのCDプレイヤーに見られた、針先が丸くなく(尖り)、艶(つや)々して、煌めいたところが一切ない。大人の音」と店主。そして「余計な音がない。ナチュナルだ」。

’CD盤の録音が如何なるものか‘、その未だに未到達、潜在化した音を新たに引き出した。まだまだ、CD音質の底が見えないことを証明。

余談だが、950とトレイの開閉に要する時間も比較した。静粛性は、ほぼ同じ。OPEN、CLOSEとも450が早い。CDの読み取りも早い。PLAYボタンを押すと、450の方が早くスタート…。

(注)ここが、DP-570だと④、DP-950は⑤。そして、2機種とも450より、力感がある。

評価は、⑤ 最高!(だ) ④ イイ感じ  ③普通  ② ちょっとな(良くはない)  ① これは良くない(ダメ!)の五段階