オーディオ・ベースマン見たり聴いたり エソテリックP-OS with ディーリアス その②・・まるで、いいSPUみたい。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり エソテリックP-OS with ディーリアス その②・・まるで、いいSPUみたい。

DP-750との比較試聴。「わたしには、このCD「クラシックSP名盤コレクション」、古くて、録音、楽器、演奏(の良し悪し)が判断できません」と店主。「それで、この録音が、DP-750とP-OSで再生された時、それぞれ”どのように、録音された(すべての)音が聴こえたのか”という点で話します」。

制作 MJ無線と実験。SPレコードを丁寧に再生、録音すれば、CDでもその魅力を存分に味わえる。

「(その聴こえかたをレコード・カートリッジで例えて言えば、)DP-750が、高性能MCカートリッジ、P-OSが、オルトフォンSPU」。「(DP-750の再生は、)レコードのサーフェスノイズ、ヒスノイズ、スクラッチノイズが、(それらの音が、録音)空間の中に盛大に出ている。 正(まさ)しくレコード(の音)。 そして、その(多量な)ノイズの間に楽器の音が(入り込み)自然に聴こえる」。「P-OS。SP盤をそのままCDにして聴いた感じ。(DP-750で聴いた音の量、質が)半分以下。(DP-750で再生した時、録音空間に)サーっと広がっていたノイズの霧がなくなる。ただ、(P-OSは、スピーカー間の)真ん中に密度高く、音が、色濃く表れる。ヴァイオリン、ピアノの音、力(感)、(音の)芯がしっかりしている。基音がしっかりしている。まるで、いいSPUを聴いているようだ(注)。この(復刻)CDを聴くには、P-OSが、一番よいと思う」。

「新しい最新の録音のCDで、聴きましょう。松尾 明さんのand aloneで」。「(DP-750は)パーカッション、スネアドラム、タムタム、バスタム、バスドラの音、(それらを)叩いた音(の音色)が良く判る。P-OSでは、判らない。音として(それらのパーカッションの楽器が存在して)ない。(ですが、いい点としては)ビブラフォンの硬い鉄琴を叩いているマレット(バチ)の質量がある(のが判る)。鉄琴の質量感も判る(のがいい)。空間に(音の)力と芯がある」。

P-OSで聴いた松尾さんのCD。開運橋のジョニーと同じような再生音に聴こえた。僕としては、音楽を楽しんで聴くなら、DP-750よりP-OSが好み。

SPレコード。SPレコード蒐集家だったあらえびす(野村胡堂)。電気吹込みのSPより、ラッパ吹込みのSPが好きだった。なんなく、電気吹込みのSP=DP-750、ラッパ吹込みのSP=P-OS with ディーリアスと連想してしまう。

(注) 店主は、SPUの骨格のしっかりした音質が好みです。