日本酒 酒徒礼讃 新潟県加茂市 「越乃雪椿」・・・「清酒」という言葉がピッタリ

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淡麗辛口の王道を行く酒・・・かも!? ぐい呑み:江戸期 「志野織部鉄絵蕨文酒盃」 鉄絵の蕨文が古雅です。(mukashigatarisorekaraさんの文引用)

「日本酒とは何か?」という問いに答える逸品だ。

ほのかな果樹の香り。清々しい口当たり、酸味が好ましい。口に含む時間が長くなるにつれ、控えめな米の旨味が現れる。飲み込んだ後に残る苦味は、酸味、旨味を消し、後味をひきづらないキレを演出。すべての味が、控えめで奥ゆかしい日本情緒を表現しているかのよう。やや、薄いと感じられる味は、漉(こ)した日本酒、清酒そのもの。さわやかで薄く感じるところに「水」の存在感を感じさせる。

米の旨味と清冽な水を味わえるのが日本酒だ。「越乃雪椿」はそんな酒。

新潟県 加茂市 仲町3番14号

雪椿酒造㈱

純米吟醸 「越乃雪椿」 1058円