オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 開運橋のジョニーその②・・ベースマンと比べると面白い。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 開運橋のジョニーその②・・ベースマンと比べると面白い。

「ベースマンの音。開運橋のジョニーの音。比べると、ベースマンの音は、欲張りすぎですね」。そう店主に言うと「ええ、ワイドレンジ、クリア(な音)、スピード感を求めすぎかなぁ…」と回答。再生する音楽は同じでも、アプローチの方法が違うのかな?。

現代的シリアスタッチな厳しい音はジョニーに合わない!?。

アイキャッチ画像、マイルスのLP。ジョニーでは、オーディオ的な高SN比(澄み切った音場)、解像度の高いコントラストのある音…といった要素は感じない。音量は、高いけど、爆音に聴こえない心地よさ。分解されない、解像力の弱い音の輪郭の甘い低域だが、充実した力強さ。帯域全体のエネルギー密度があり、音が飛んでくる、迫ってくる。リズムが良く、キレがある。演奏が進むにつれ、マイルスのトランペットの音が段々、力強さが無くなってくる。弱く吹くと明らかに「力」がない。演奏者がいかに、どのように演奏しているか、良く判る音。素晴らしいライブ感。一方、ベースマンで聴くと、澄み切り、高解像度で、色々な音が聴こえる。音の輪郭もシャープ。そのため、マイルスのトランペットの[「力」が無くなってくるのが「ハッキリ聴こえるのが」解説的、機械的に聴こえ、人間味が薄く聴こえる。松尾 明さんのLP。こちらは、断然、ベースマンに軍配。演奏者の意図が良く判る、例えば、一曲目、ビブラフォンだけでは、肉はあるが、骨格のない演奏の感。松尾さんのドラムが入ると、骨格ができて「演奏が引き締まる」。音の輪郭の弱い開運橋のジョニーでは、得られない再生音。

ジョニー、ベースマン。どちらも、躍動感、即ち、スピード感溢れる再生。ジョニーの音、精度は、落ちても「人間臭さ」を取るか(柔軟)、精度が高くアンドロイド気味だが(硬質)、オーディオ的に完成された音を選択するか、好みの問題。僕は、どっちも聴けるからラッキー!!!。