オーディオ・ベースマン見たり聴いたり B&W 705 S2・・さすがにB&W。

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり B&W 705 S2・・さすがにB&W。

B&W 705 S2。定価30万円ほど。CDプレイヤーのスイッチを入れた瞬間、「あれ!?、音楽 ♬ を聴くなら、 エリプソンの7万でも いいんじゃないの?」と感じた。現代のスピーカー(SP)。低価格でも、あまり聴き劣りしない。もっとも、7万円でも高いと感じる方もいると思いますが…。

バイワイアリング接続。上の高域端子に接続。カラーは、清潔感のあるホワイト色もある。

広帯域、高解像度、歪みのない高域特性、高SN比。「スッキリ、ハッキリ、クッキ」とした現代SPの典型的な音。澄み切った室内空間に精度の高い音を上下左右と隙無く広角に放射する。音の立ち上がりの鮮烈さ、中低域から上のエネルギー密度の高さ。 特に、SN比、解像力の良さでは、言葉が出ない。 「ああ、さすが、B&W」としか思えない。欠点が見当たらないので、印象を書きやすい。ソナス・カメレオン、ロジャース、エリプソンの3機種のSPを聴いた後では、尚更。比較すると「弱いものイジメをしている」の感もある。敢えて、注文をつけるなら、低域の引き締め具合を強化して、高密度なコントラスト表現、深みを出して欲しい。

それらの不満点、階下のB&W 802D3 prestigeを聴けばいいのですね。B&W製品。製品ラインナップが多い。各種の優れた性能を損なうことなく、引き締まった(硬質的な)音質、やや、柔らかい(馥郁 『ふくいく』たる)音質の製品を選ぶことができる。選ぶとき、価格に惑わされてはいけません。「好み」も交えて選択しましょう。また、言いましょう。流石(さすが)、B&W。