酒徒礼讃 ウオッカ・・ニッカウヰスキー・カフェウオッカ・・やはり、暖炉が似合う。 

酒徒礼讃 ウオッカ・・ニッカウヰスキー・カフェウオッカ・・やはり、暖炉が似合う。 
ニッカウヰスキー・カフェウオッカ。定価4850円の三割引き品。暖炉を背にして飲みたい。左の酒盃は、「織部菊花文筒向う見立て酒盃」。銅緑釉が、菊文が、強烈に個性を主張。アルコール度数が高い酒でないと並んで位負けする。        

「暖炉の前ではだれでも王様」。こんな諺(ことわざ)がロシアにあったように記憶している。チビチビと飲むのにもってこい。病院のアルコールの匂い。柑橘系の酸味、おそらく「ゴクッ」と飲むと咽(むせ)るな。ある種の甘い濃厚さと爽やかさが同居。「甘み」はキャラメルの甘さかな。奥行き、深みは感じないが、飲み込んだ後の後味、「辛味」が格別。真冬日、あかあかと燃える暖炉を背にして飲みたい。暖炉がなければ、_オレは、日本人で良かった_炬燵(こたつ)に入って、出来れば、掘り炬燵がいい。そこで、1:1のお湯割り。「酸味」、「甘味」が増し、ふくよかな柔らかな味になる。「心のふるさと、なごみ、あったまる」といった恍惚感が。ああ、幸せ~。

瓶うらのラベル印刷に以下のようにある。「ニッカウヰスキーが持つ伝統的な連続式蒸留機『カフェスチル』でつくられたカフェ蒸留液だけを使用したウオッカです。麦芽由来の白い花を思わせるフローラルな香りと、とうもろこし由来のキャラメルのようなコクのある甘い香りが調和。やわらかくふくらみのある甘さとコクのあるなめらかな口当たりが特徴です」。

撮影場所は、岩手県 遠野市 上郷町 平倉 36-10-5 「夢産直 かみごう」