オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アキュフェーズ A-48・・・ひょっとしたらA-250より上!?。

アキュフェーズ A-48 68万円。店主が「これまで、アキュフェーズのA級アンプは、透明な水に牛乳を一滴たらしたような”濁り”を感じていた。このA-48は、それが無い!。店に置きたい」と申しておりました。果たして、店に置くのでしょうか?。今年最後の関心事です。

低域表現の性能に拘(こだわ)らず、その上の帯域を充実させた。

「目指したのはA-250(の性能)。(その下に)A-75(があって)その低域の音の出方が(私は)好きでした」。アキュフェーズG407ブース、製品開発担当者が解説する。そして、「A-75の低音を超えたい」というのが、開発当初の目標だったという。

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それでは、まず、目標となったA-250の低音とはいかなるものか?。二年前、2017年、A-250を担当した同社・山本技術部部長がこう語っている。「トルク感。低音をグッと捻じ伏せる制動力。(また)グググッと動かす駆動力。ドラムの音が固まらず、ヌケ良く滲(にじ)まない」。そして、A-75。開発を担当した同社・第二技術部 回路一課の田尾係長、「目指したのはA-250のステレオ化(すること)」それが、上手くいったかどうかは不明だが(聞き忘れた)、雰囲気から判断すると「まあ、満足かな」という感じだったような気がする。

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開発担当者が続ける。「(A-75の低音を)超えるのは無理でした。それで、負けない部分(を作りたい)、私は、女性ボーカルが好き。(それでその帯域の)色気、艶を出したいと思いました。手前みそですが、(その部分)250より上だと思います」と力強く話し、解説を締めくくる。

その日の自分のメモを見ると「高域は、ハイエンド(G509ブースのハイエンド有限会社のシステム)より上、音の消え方がいい。低域は、?(マーク)だが、中域から上はバツグン」とある。

開発の経緯はかくの如し。出来れば、A-75との比較試聴が楽しそうだ。あっ、A-250でもイイね。

A-48もオーディオ評論家の小野寺弘滋さんの言うところの「音数を競(きそ)わない」製品なのかもしれない。