オーディオ・ベースマン見たり聴いたり フューレンコーディネイト・・相変わらずシンプルな試聴室。

(有)フューレンコーディネイト。SPが、真ん中がピエガ Master Line Source 3  左がブロッドマンVC7。パワーアンプが オクターブ Jubilee 300B。ネットワークプレイヤー LINN ACURATE DS プリアンプがオクターブHP700など。アンスズ(Ansuz)のインシュレーター三点支持でプリアンプ、CDプレイヤーを持ち上げていた。

フューレンコーディネイトのブースは毎年、シンプル。で、清潔感たっぷり。スピーカー、アンプ、が二種類程度、それに、同社が売り出したいアクセサリーが一種類程度で試聴機器をまとめている。試聴する側としては、聴きやすい。音もこなれて良い音をだしているので、製品の音質を判断しやすい。センスはいいけど高額製品にみえないので、「手が届く範囲かな」と製品の値段を見るとガックリするけどね(笑い)。

注目したのは、リンのACURATE DS(機器の名称は変更しているかも)。これまで、ネットワーク系のプレイヤーでの再生に感心できなかった。音が表面的になぞっているだけに聴こえるという理由からだけど。今回、プリにオクターブHP700、パワーアンプが同ジュビリー300B、スピーカーがブロッドマン。この組み合わせで聴いたら、良かった。弦楽器の木質の響きが聴こえてきたからね。残念ながらピエガは聴き損ねたけど、おそらく、清潔な音質でしょう。

それと、各機材の下、三点支持で組み込まれたアンスズのインシュレーター。効果はかなり期待できそうだ。一個、3万から10万ほどで高額だけど。真空管アンプとブロッドマンの余計な倍音をうまく押さているような気がした。

このブース。自身、ブロッドマンVC1も使っていることもあり、自宅で音楽を楽しんでいる気分にさせてもらえた。高額製品を自宅の部屋に持ち込んだという、あり得ないデジャヴ感(既視感)、満足感が湧いてきたのも嬉しかった。