オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ソナスのアイーダⅡ・・一千万超えSP。でも、やはりソナスの音。

㈱ノア。ソナス・ファベールのアマティの後ろが、アイーダⅡ。左、手前がエレクタ・アマトールⅢ。そのスピーカーを駆動するアンプはブルメスター。え~、CDプレイヤーを含め、ざっくり計算しますと3.000万越えのシステムです。このような金額を”気軽に”聴けるのが「オーディオショウ」の魅力。

「美しい音」。ソナス・ファベールのSP、そう書けば、理解が早いと思う。この音質、僕は、好みだ。

スピード感、密度感に欠け…、いや、オーディオ的要素でこのソナスとブルメスターの組み合わせを解析するのはやめよう。失礼だ。

声楽が、楽器の音が、演奏空間の音が、「美しく聴こえる」でいいではないか!。その「美しさ」にゆっくり浸りましょう。人生の幸福感を味わえます。日々の生活、刻苦勉励(こっくべんれい)しておられる方々にお勧めです。

エレクタ・アマトールⅢ。130万です。大理石、黒皮、銘木(?)を使用しております。音調は、一千万越えのアイーダⅡと変わらないと感じました。このSPなら、なんとか手が届きそうです!?。

数年前、キリスト教会、30人ほどの信者が着席、礼拝できる小さな教会で、ヴァイオリニストの堀米ゆず子さんのバッハを聴いたことがある。真ん中の通路を歩き、ヴァイオリンの弦を左手で弾きながら登壇した。すぐ傍を通過した時のヴァイオリンの胴鳴り。アイーダⅡからそれと同じ音が聴こえた…。