オーディオ・ベースマン見たり聴いたり フィダータ・・ネットワーク・オーディオは「手巻き寿司」の苦労!?・・・

アイホンで操作。フィダータ(fidata)に蓄えられ情報をアキュフェーズDP-950へ。DP-950からC-3850。そしてA-70のパワーアンプへ。レコード、CDを所有してない方はこの楽しみかたもありかなと思った。

フィダータ fidata  HFAS1-S10 定価370.000円ほど。㈱アイ・オー・データ機器 IO DATA  アキュフェーズ DC-950の下の銀箱がそうです。プレイヤーとNAS(ハードディスクのようなもの)が一体化。ネットワークオーディオプレイヤー。離れた場所からスマホで全曲再生可能!!。

DSD5.6MHzで録音されたチェロの音を聴く。ふわりとしたなめらかで繊細な音色。新鮮な音の輪郭。一方では、人造的にまで澄み切った音場、克明に切り詰められた音像といった相反する印象が入り混じる。これまでの再生では得難い再生音。あくまで人工的、作為的な要素は拭いきれないが、オーディオ的に優れた要素(広帯域、高SN比、優れた高域、高解像度)を十分に表現。これがハイレゾか。しかも、写真上、DC-950の上のスマホで離れた場所から選曲などの操作が可能。便利!。ハイレゾ・・・、CDに入りきれない情報を再生する事。原音がなだらかな曲線なら、それを非常に非常に細かい方眼紙上にその曲線を再現したもの(グラフ)。従って、どこまで細かく分析してもギザギザがある。

今、レコード、CDなどが「パッケージ・ソフト」と言われているみたい。ハイレゾ音源などインターネット配信を受けHDDなどにストレージ(貯蔵、保管)された音楽ファイルをネットワーク上の対応プレイヤーやパソコンで再生するのが「ネットワーク・オーディオ」。

ただ、「ネットワーク・オーディオ」人気は盛り上がらない。その理由として、「煩わしい」。

寿司に喩えると、レコードなどは、腕のいい寿司職人が「お客さん!。今日は、いいネタが入ったね!。オレの握った寿司、食べてくれ!。何を食べるか、オレにまかせな!」「よしっ、大将、頂こうか!」といった具合。提供されるものが最良のもの。期待に胸を膨らませて口に入れられる。

一方、ネットワーク・オーディオは、「手巻き寿司」の世界。「さあ、ここに世界から選りすぐられた最高の素材があります(ハイレゾ音源)。ダウンロード(あなたが選択してPCM録音WAV、FLACもあるしDSD録音DSFもあります。どれにするか自由)して、フーバー2000(かつ音量が違うケースがあるのでボリュームのゲインを同じにする。また、スマホで操作するには、タグづけ、データベース化が必要が)などを活用してくださいね」。といった具合に自分で音源を管理することが必要。これ以外にも、機器、ケーブルの選択といったオーディオ全体にからむ問題が山積。何が最上素材で、どうやってを巻いて食べるか?、までがややこしい。自分で選ぶのが億劫だ。食べる前に食欲を失う(疲れる)。書いていて、ネットワーク・オーディオの説明に関しては自信がありません。ネット操作、再生機器、録音に知識がかなりないとできません。しかも、この世界、技術革新は日進月歩。

喩え話を書いて、「パッケージ・ソフト」は三行、「ネットワーク・オーディオ」は十行書いても書ききれない。オーディオ自体がある意味伏魔殿なのに「ネットワーク・オーディオ」それ以上かも!?。くわばら、くわばら。