日本酒 酒徒礼讃 岩手県陸前高田市 酔仙 特別純米 生貯蔵・・・酔仙テイストを知るのに最適。

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酔仙 特別純米 生貯蔵酒。写真は平成28年秋のもの。夫婦で稲木(いなき)に吊るし天日干しされた稲を脱穀。のどかな秋の一日。

酔仙 特別純米 生貯蔵酒。

口に含んだ瞬間、生々しくも初々しい米の酸味が舌全体に乗る。清々しい味だ。その後、旨味がジワッと口中に広がり最後は、若干の苦味を残して口内かた喉に滑り落ちる。充分に満足な酒である。300ml小瓶なので同社の味の傾向を知るのに最適。

今年、平成29年は、三陸地方は8月の長雨と日照不足で作柄は不良。遠野地方は、天候不良の影響は少なかったという。というものの例年に比べ、稲の刈り取りの終わった田んぼに稲木(いなき)を組んで稲を天日干しといった風景が少なかったような気が・・。

酒造りに影響がなければいいのですが。

酔仙酒造㈱ 岩手県陸前高田市高田町字大石1-1 酔仙 特別純米 生貯蔵酒 450円ほど。