オーディオ・ベースマン見たり聴いたり アコースティック・リヴァイブ パワースタンダード・・アキュフェーズのA級アンプに最適

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アコースティック・リヴァイブ POWER STANDARD(パワースタンダード)。定価は約28.500円でした。アキュフェーズのPS-1210を経由して同A-35に繋いで試聴。

アコースティック・リヴァイブのパワースタンダード。惜しくも生産中止になりました。PCOCC-A導体が生産中止となったためです。

A-35に接続して試聴開始。すぐさま、店主曰く「これは、いい!。A級アンプがAB級のアンプになったかのようです。A級のなめらかさを損なわずに、音がクリスピーになりました。いや~、驚きました」。クリスピー(crispy)とは、ぱりぱりしたさま、さわやかなさまを表現する時に使います。

高SN比、高解像度のメリハリがありコントラストのはっきりした再生音。値段が手ごろなので生産中止が勿体無いケーブルです。今回の試聴したケーブルの中で一番の驚きのある音でした。

参考までに福田雅光さんの記事を紹介します。(オーディオアクセサリー誌特別増刊 福田屋 平成24年発行)

手ごろな価格に企画された、PCOCC-A導体採用の電源ケーブル。さすがにプラグやIECコネクターは理想を追求したオーディオグレードではない。ところが、絶妙な相性で、抜群の表現力を備えており、驚く。かなり上級の製品と勝負できる性能である。アキュフェーズのA-65に接続しても、高SN比で帯域が広く、解像度の高い表現でまとまり、最適に近い。特に彫りの深い陰影表現を引き出すコントラストが素晴らしい。