オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ミストラルの電源ケーブル その①・・・味のある音質を楽しませる

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ミストラル Clearift (CLE-1.2AC) 定価94.000円(税別)。秋葉原・テレオン・アクセサリーショップで39.400円で中古購入。店員さんに、定価4万ほどのケーブルよりもずっと音が良いと進められて。「ジョデリカ」のプラグがキモらしい。

ミストラル(Mistral)の電源ケーブルClearift (CLE-1.2AC)。福田雅光さんが「ステレオ」 2012年11月号で高評価。自宅では、アキュフェーズのパワー・アンプA-50Vに使用。外せなくなった。

ベースマンでは、アキュフェーズ・クリーン電源PS-1210に接続、同A-35を駆動させて試聴。

全域に渡り、均等なエネルギー密度ながら解像度が高く、SN比に優れていることもあり、音の響きが、一音一音明確に聴こえる。音に硬質感はなく、なめらかでやや湿り気を帯びたような質感。高域は繊細に伸び、中域はふくよか、低域は適度に引き締められ軽く心地よい印象。力技で音楽を表現するより、理知的で明快、落ち着いた雰囲気を表現するケーブルだ。ただ、約10万という金額は高額だ。中古だから購入した。あぶく銭が入ったら新品で購入する。

店主が一言「低域の(音の)スピードが早い」

参考までに福田雅光さんの記事を掲載しておきます。(ステレオ 2012 11月号)

このケーブルは、高密度でなめらかにエレガントなトーンをバランスよく表現する、クオリティの高い性能が特色。重心の安定したバランスであり、コントラストは多少弱い傾向もあるが、高域は繊細に分離して倍音の表現力は優秀である。ある種芸術性を追求した設計といえる。なめらかで透明度の高い音質で密度の高い質感、柔らかさのあるニュアンス、SN比は十分に高く味のある音質を楽しませる。