オーディオ・ベースマン 見たり聴いたり リンダ・ロンシュタット(Rinda Ronstadt)  ホワッツ・ニュー・・・永遠の女性ボーカル・レコード

DSC_0274
右、日本盤、1.400円程度。左、USA盤、3.600円程度。いずれも、ヤフー・オークションにて入手。同一LPを3枚持ってます。

リンダ・ロンシュタット(Rinda Ronstadt)  ホワッツ・ニュー。海外盤と日本盤、音の良し悪しを聴き比べました。海外盤の方が、新鮮に聴こえ優勢。ただ、「ガックリ」するほどの違いはありません。

声はなめらか。響き、立ち上がり、消え入り方がナチュラル。解像が高く、澄み切った音場。一人、マイクの前に佇むリンダの音像。低歪みの録音で明確な発音が(英語の分からない日本人にも)好ましい。1920年代から40年代にかけてヒットしたスタンダード・ナンバーを現代的に、21世紀のいまでも通用する解釈で克明に描写(歌唱)。古臭さ、郷愁を感じさせず、女性の不変的で微妙な感情を丁寧にふくよかに、少々客観的に歌いあげる。

レコード・ジャケット写真と同様にチャーミングなリンダの声。何度、聴いても素晴らしい!。思い返すと、30年以上聴いている。

試聴機材 アキュフェーズ C-3850  A-200  C-37 PS-1210   B&W800D  アコースティック・ソリッド マシーン スモール オーディオテクニカAT-ART9  etc.