オーディオ・ベースマン見たり聴いたり ハーベス モニター30・・音の繋がりが良いスピーカー

ハーベス。

ハーベス モニター30(Harbeth Monitor 30)。約10年ほどまえのモデルです。現行の30.1のツィーターが金属なのに対し、紙だったかな?。その辺に音質の違いがあります。

「現行のハーベスのスピーカーは、ツィーターが金属製です。この時代は金属ではありませんが、音の繋がりはいいと思いますよ」

中間帯域を中心に、というより「この帯域を如何に魅力的に聴かせるか」というのがハーベスの持ち味。ナチュラルな音質で、中低域から中高域までなめらかでストレスを感じさせない。この帯域は、解像度が良好なせいかコントラストは高く、音の鮮度、瞬発力も良く、軽快、躍動感を感じる。高域は、最高域まで表現されきっていないが、柔らかく繊細で伸びのある音質。この辺に音の繋がりが良い」という店主の感想が現れているのかも。ただ、低域表現は音の立ち上がりが遅い、解像度が弱いといった欠点もある。

ブックシェルフ型のチョイ古めのスタイルのモニター30。高解像、広帯域、高SN比のスピーカーではない。音の輪郭を鮮烈に際立たせ、色々な楽器の音を強制的に聴かせるスピーカーは、「ちょっと苦手」。これから、オーディオに取り組み、音楽をゆったりと楽しみたいという方にお勧め。

2018年 9月 追加 価格は25万円(ペア)。

2019年 1月 追加 売れました。

 

 

 

日本酒 酒徒礼讃 新潟県南魚沼市 純米吟醸 上善如水・・「洒脱」なイメージの酒だが・・

上善如水。

上善如水(ジョウゼンミズノゴトシ)。純米吟醸。この種の上質な酒で透明な酒瓶を使用とは珍しい。光による品質の劣化を恐れ、使わないみたいだけど。化粧箱に入って展示されているので劣化の心配は無し。

一瓶で二度楽しめる!。開栓して一日経つと味が激変する酒だ。

「トクトク」と「チョロチョロ」と徳利から酒盃に注がれた酒は、軽めの苦味と薄めの旨味を同時に味わえる。今まで、飲んだ日本酒のなかで飲み口が一番軽い。仕込みに使った水の性格を表すような軽量、軽快な飲み口。やや、米の饐えた香り。旨味がもたらすコクといった要素が少なく、重厚さが感じられない点がイイ。軽く酒を捌(さば)くように(日本酒をあまり意識せず)、もしくは「濃厚」より「希薄」な酒を求める人向け。「洒脱」なイメージの酒。

・・ところが、封を切って一日ほど時間が経つと、味の性格が激変。口に含むと目の覚める酸味で口蓋を圧倒、「自己主張」が激しくなる。日本酒は味が酸化する(開栓して空気に触れる)と味が変わることがままあるが、これほど極端な酒もめずらしい。お飲みになるときは用心召され。

新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢二六四〇番地 白瀧酒造㈱ 純米吟醸 上善如水 1.296円。

 

 

 

 

 

 

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり モーツァルト フルート協奏曲 ワナウゼク演奏・・ジャケットとはいいもんですなぁ。

レコードのジャケット、いいもんでしょう?。

カミロ・ワナウゼク。モーツァルト・フルート協奏曲。

カミロ・ワナウゼク。モーツァルト・フルート協奏曲。第1(k.313)と第2(k.314)番。指揮スワロフスキー プロムジカ室内管弦楽団。仏パテ(pathe)盤。MONO録音。ヤフオク、sql02717さんから譲り受けました。出品者によると「しみじみするフルート」とのこと。

このジャケットを手にするといつもこう思います。ああ、ジャケット?。30㎝の円盤(レコード)を包む31×31の正方形の型紙の事ですよ。現代に生きる我々は、この幸運に感謝しなければなりません。「えっ、どうして、感謝しなければならないの?」と疑問を呈される若いあなたにお答えいたします。今後、人類は、音楽録音媒体を写真のような芸術的なデザインでこの大きさで包装をすることはありません。おそらく。・・作られることはあっても、目の玉が飛び出るような金額になるでしょうなぁ。・・・着実、確実に丁寧、虚飾を排したワナウゼクのフルート。その「しみじみ」とした音色が魅力のアルバム。録音現場の空間のくすみが影響してるのかSN比は澄みきったとは言えない。また、やや帯域が狭い印象も受ける。だが、ワナウゼクのフルートの音色の魅力、中域から高域に丹念に上昇する音階、柔らかな立ち上がり、ふくよかで鈍い光を発し、安定した音程といったところを余すところなく録音。バックのオーケストラの演奏も色々な楽器の音が聴こえ、良好なコントラストと解像度。・・・現代に生きる我々は、今こそこのパッケージと中身が織りなす「レコード芸術」を堪能しようではありませんか!。あぁ、今に生きていて、良かった!!。

日本酒 酒徒礼讃 岩手県遠野市 特別純米酒 遠野しぐれ・・かっこ良く表現すれば「苦みばしった酒」

遠野しぐれ。

遠野しぐれ。特別純米酒。銘柄の付け方がありきたりだけど、そこが、素朴な遠野(イメージです)を感じさせる。この酒蔵、杜氏さんが若い人に代わったらしく今後も期待!。

やっと遠野産で評価に値できる酒を飲みました。ひと安心。撮影場所には困らん地域だけど、肝心の酒がイマイチではね・・。

濁って美味い酒。無臭。口に含むと酸味というより苦味。紙の厚み程度の旨味。舌にジワジワと酸味がしみ込んでくる。あと味は、苦味、抉味(えぐみ)を残す。美味い酒ではない。薄く、コクが少ない。そのほうが、「飲んべい」には向いている。旨味、甘味を意図的に(おそらく)狙い、飽きが来ない味を狙っているとみた。まあ、カッコ良く表現すれば「苦みばしった酒」。酔ってくるとまろやかに感じられるのが酒徒のいいところ。

岩手県遠野市青笹町糠前31-19-7 上閉伊酒造㈱ 特別純米酒 遠野しぐれ 1.009円。

日本酒 酒徒礼讃 新潟県長岡市 朝日山 純米酒・・おっしゃる通りです。看板に偽りなし!

朝日山 純米酒

朝日山 純米酒。緑色のギヤマンと裏と表の山吹色のラベルのコントラスト。それがこの酒の味を予感させる。美しい瓶だ。「かきや」さん、ありがとうございます。瓶に劣らず「朝鮮唐津筒酒盃」のライト・ブルーの「みこみ(杯の内側)」も美しい。上手く写真には写り込みませんでしたが・・。「みこみ」の中の風景、それは、酒徒の特権。

瓶裏の濃い山吹色のラベルにこう書いてある。「『朝日山』伝統の酒造りが活きる。飲み応えとキレの良さが両立する純米酒です。常温では力強くもマイルドに、お燗でさらに力強く、キレも一層引き立ちます」。おっしゃる通りです。

酸味が立っている。トロリとした液体。果樹のような甘味。米の旨味。後味に僅かな苦味と抉味(えぐみ)。口中でトロリとした酒も喉を過ぎれば、アッサリ、スッキリとした余韻。苦味と抉味が効果的に効いている。この酒、噛めば噛むほど頬の内側で酸味を感じ、舌上と喉奥では旨味を味わうことができる。噛みしめてこそ、本来の魅力が発露される。

新潟県長岡市朝日880-1 朝日酒造㈱ 朝日山 純米酒 1.047円と送料691円。

2019年(平成31年) 4月30日 追加

朝日山 本醸造 886円 瓶ウラのラベルに以下の文が。

穏やかなうまみ 「飲むほどに心地よさが増してくる。飽きのこないさらっとした口当たりでやさしいうまみの本醸酒です」。やはり、紹介文通りの酒。価格、味ともにベストな仕上がり。

 

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり おお、ブロッドマン・・お前もか!

ブロッドマンは、ベースマンの二階から一人で下せる。ウン!。805D3は二人で下した。一人では危険。悔しいけど、優位を感じたのはその点だけ・・!?。

ブロッドマン VC1。

ブロッドマン VC1。なるほどね。試聴環境によってこんなに音が変わるのね。いい音の店だから、全てのスピーカーが良く鳴るとは限らないのね。

なんてこった!。ブロッドマン、お前もか!。

音が曇っている。ボーカルは膨らみ過ぎる。全体的に緩い。「ブロッドマンでは、(B&W805D3に比べ)低音のスピードが遅すぎて音楽に躍動感が出ませんよ」と店主。確かに、スッキリ、ハッキリしない。「(この店では)指向性の強い805D3や800Dの方が良く鳴ります。響きの強いスピーカーは不利かもしれません」

ウーン、当初、真っ新なこの店の音響が強すぎて、音を吸音するのに苦労していた。もしや、「響きの良さ」が信条のブロッドマンでは「響き過ぎるかも」という予感が的中した。

岩手県釜石市大町3丁目。日本キリスト教団の新生釜石教会。室内の高さはベースマンの1.3倍、広さはベースマンの1.8倍ほど。そこで、堀米ゆず子さんのヴァイオリン独奏を聴いたことがある。その時の印象も「やや、音が膨らんでいる」と感じた。この種の構造物の音響特性は、そいういった膨らみがあるものなのだろうか?

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 新しい店でのB&W シグネチャー・ダイアモンド・・あれれ・・なんか変

 

B&W シグネチャー・ダイアモンド Signature Diamond。SP下部に三点式のスパイクが設置。床に直置きでは音質がイマイチ。プラスティックの台座に置いた方が音質は向上した。見た目は、高級感に欠け、カッコ悪いのですが。

前の店では、店全体を包み込むような音場を展開。SN比に優れ、高解像度、広帯域、高域の伸びも十分。発売当時の200万の価格を納得させるものだった。B&W802D、800Dより音質が良く聴こえた。

あれれ・・なんか変。良く鳴らない。理由として考えられるのは「今の店は、響きが強すぎて、ブロッドマンやシグネチャーのような響きの良いスピーカーは不利なのかも知れません」と店主。

床に直置きの時の印象は?といと。SN比は低く、高域は荒れ、少々、濁りが入りスッキリしない。良かったのはボーカル帯域が、ニュートラル(自然)な印象で音階が上がる過程の伸びがいい、・・ぐらいでパッとしません。一般家庭は、デッド(音が響かない)環境が多いので、不都合はあまり起きないと思いますが・・。そのうち、店主が上手く鳴る方法を見つけるでしょう。おそらく。

 

 

オーディオ・ベースマン見たり聴いたり 6月は小型スピーカー祭り!? あなたはどれがお好き?

新店舗の最大の特長は高域の再現が素晴らしい事。

B&W805D3

B&W805D3。円筒形がシグネチャー・ダイアモンド。左、細長いのがブロッドマンVC1。これに、ハーベスを加え、6月は、小型スピーカー比較試聴だ。B&W700シリーズの一機種もあり。

B&W805D3。5月末の試聴。僕が、写真に写っている5種のスピーカーの中から一台選ぶとすれば、それ。

アキュフェーズC-3850のトーンコントロールで低域を一段階、強化。「ハッキリ、クッキリ、スッキリ、シッカリ」というベースマン店主・細川さんの要求を完全に満たした。

澄み切った音場空間、実在感のある音像。清らかに繊細に儚く、煌き消えゆく高音。力感に満ち溢れ、ふくよかにさざ波のごとく波動を広げる中音。適度なエネルギー密度、高ダンピングで音を絞り込みながら決して、重くならない「足元が掬(すく)われるような」(店主談)低音。全帯域が均等なトーンで高コントラスト、陰影表現に優れ、奥行きもある。以前の店では、805D3の高域表現に難点があり、満足できる再生ができなかった。新しい店では、シグネチャーもブロッドマンも805D3に負けてしまいました。前の店では、圧勝、800Dよりよく鳴り響いたのに。

タイプの違う中型スピーカーが揃いました。皆さん、これからの、スピーカー選びの参考に聴き比べてください。