日本酒 酒徒礼讃 山形県米沢市 東光(とうこう)・・酒であるという自己主張をしない奥ゆかしさ

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東光 純米。創業が1597年の蔵元。稲木(いなき)に掛けられた稲の背景が良く似合う。

東光 純米。アルコール(酒臭さ)を感じさせない。味の輪郭が弱い。旨味、酸味といった味のコントラストは弱いが美味い酒だ。

ファ~、ファッとした甘味から味が始まる。米の旨味は感じられないが、口に含んで甘味を味わった後 飲み込む時に酸味を感じる。が、その酸味も弱い。味の印象をわざと抑え込んでいるかの印象を受ける。やや鼻にかかるような淡い甘味、酸味はバランスが良い。

酒であるという自己主張をしない点が奥ゆかしい。

㈱小嶋総本店 山形県米沢市 本町二丁目 二ー三

純米 東光 1008円

2019年 4月17日 追加

滑らかで、なまめかしい口あたりの良さ。繊細なヌメリ感もある。こっ、このヌメリ感は、真鯖(サバ)の上質な脂!、それか、エキストラ・バージン・オリーブオイルの質感だ!。ちょっと、表現がオーバーになりましたが…。酔っぱらって味覚が少々、おかしくなったわけではありません。日時を空け、二度、飲んで確認しました。燗にしてもヌルヌルとした質感は失われない。人肌に近い温度、燗の方が、トロリとして滑(ぬめ)った質感を堪能するにはいいかもしれない。

日本酒 酒徒礼讃 ワンカップ大関・・・日本全国津々浦々、各酒造会社のワンカップは酒徒の友

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ワンカップ大関。燗を付ける際は、錫のチロリ(150ml)使用が望ましい。お湯が沸いた鉄瓶に入れ、45秒お待ちあれ。最高の燗が出来上がる。寒い日はこれが最高!!。

「ワンカップ大関」に限らず、日本全国津々浦々、各酒造会社のワンカップは酒徒の友。いつでもどこでも、一杯一杯、また一杯と盃、いやカップを傾ける。

「いかにも美味いですよ」と取って付けたよう旨味。「酒は辛口が当たり前」だとでも言いたげな酸味。「淡麗が酒の本道」とばかりに薄い口当たり。まさに、効率重視、大量生産された酒。原材料の一部に化学調味料、合成保存料が使われてないことを祈るのはボクだけであろうか?。

しかし、しかし、である。この酒を寒い夜、一人、熱燗にして飲むと心も身も暖まる。温まるのである。恣意的につくられた味が何故か、美味い。理由はよくわかないが、あまり考えない。ワンカップが不味くなる。

熱燗なので酔いが回るのも早い。気持ちが高揚して(酔っぱらって)、思わず、「母ちゃん、これから帰るぞ!」と叫びたくなる。「あっ、自宅だった」・・酒徒らしい勘違いである。

全てのワンカップ製造会社。すべてのワンカップ。100円ほどから。多種多様です。

なお、「歩きながら飲む」のは遠慮しましょう。これ酒徒の礼儀。